バスボールは買うと高い!少しでも安くしたいので手作りします。

お風呂のイラスト おもちゃ

お風呂のおもちゃの中でも人気が高いバスボールは、1回使い切りなのに1個100円〜数百円という高価格!しかし一度使うと、次のお風呂でも子どもからバスボールをせがまれてしまい…。そこでバスボールを手作りして、お財布のダメージを少しでも減らしてみることにしました!

おもちゃ入りバスボールは高級品。

子どもがお風呂に入るのを嫌がるようになってしまい、なにか気を引くお風呂のおもちゃはないかと探していて、試しにアンパンマンのバスボールを使ってみました。

子どもが生まれるまでおもちゃ入りのバスボールという存在ほぼ知らなかった私ですが、子どもの喜びようにびっくり!シュワシュワ泡が出て楽しいのと、なかからおもちゃが出てくるので、子どもはバスボールが大好きになりました。

ただ、子どもの好きなキャラクターのアンパンマンやパウパトロール、価格が高いんですよね。定価だとアンパンマンは400円以上、パウパトロールはなんと600円前後!我が家の経済状況では頻繁に購入するのは無理でした。

購入し続けるのは無理!手作りしよう。

おじいちゃんおばあちゃんや親戚などと会ったときにおねだりしていましたが、数個買ってもらえても使い切りなのですぐ無くなる。

なんとか安く購入できないかと調べていたところ、バスボールは手作りできるらしく、材料を揃えて作成したところ簡単に作れました!

まず市販のバスボールを購入します

いきなり市販品購入とは。手作りはどこいった?と言われてしまいそうですが、

バスボールの中に入れるおもちゃが欲しい!

ねんどなどで手作りしてもいいけど、お風呂に入れるものなので溶けたら嫌だし、さすがに手間がかかり過ぎる。

ということで、じいじとばあばへおねだり作戦で、いくつかバスボール用のオモチャをそろえました。

メルカリ(フリマサイト)のバスボール出品
パウパトロール
アンパンマン
ポケモン

材料と道具

使う材料と道具の一覧です↓

バスボールの材料と道具

・中に入れるオモチャ
・重曹(食品用)
・クエン酸(食品用)
・天然塩
・着色料(お好みで)

・大さじ
・小さじ
・ビニール袋
・ラップ

・霧吹き

肌に直接触れるものだから、重曹とクエン酸は食品にも使用できるものを用意しています。

たくさん用意しなきゃいけないように感じますが、半分ぐらいは家にあるもので済むはず。お菓子作りに重曹やクエン酸を使っているなら、ほとんど材料は買わなくて済むかもですね。

作り方

以下は私のテキトーな作り方なので参考程度に見ていただきたい。

1.材料全部ビニール袋に入れる。

・重曹    大さじ2強
・クエン酸  大さじ1強
・天然塩   小さじ1/2
・着色料   適量(耳かき1杯くらい)

重曹とクエン酸はだいたい2対1くらいの割合。塩は精製塩だと固まりにくいため、天然塩(自然塩)や粗塩がおすすめです。

材料をビニールに入れる

2.ビニール袋の口を手で閉めて飛び散らないようにし、シャカシャカ振り混ぜる。重曹のかたまりがあったら手でつぶしておく。

3.霧吹きを半プッシュほど材料にかけて湿らす。

材料と霧吹き
霧吹きの中身はただの水
材料を湿らせたところ
少し湿り気が足りない状態
材料を湿らせたところ
もう一回半プッシュ霧吹きしたらいい感じの固まり具合になりました

半プッシュずつ霧吹きをして様子を見た理由は、水分が多いとすぐ発泡し始めてしまうからです。部屋の湿度や食塩の水分量によって固まり具合が変わってくるため、少しずつ水分を足して様子を見る方がいいと思います。発泡すると丸く固まらず、ジャバ・ザ・ハットのようにデロデロした形になってしまいます。

4.おもちゃを中に入れビニール袋に入れたまま、おにぎりを握るようにギュッッギュと丸める。

おもちゃと材料
写真のおもちゃはパウパトロールのバスボールに入っていたもの
丸めたところ
結構力を入れてにぎる

なんでも口に入れてしまいやすいお年頃のお子様には、おもちゃ無しで作る方がいいかも。バスボールのおもちゃは小さいですからね!

5.乾燥させるため冷蔵庫で半日置いとく。

3つのバスボール
黄色は普通の色素。青と赤は天然色素を購入

空気中の湿気で形が変わることもあるので、冬場以外は冷蔵庫に保管しています。

6.ラップに包んで完成!

固まったとはいえ、多少粉がポロポロ落ちるし、水分ですぐ発泡してしまうので、ラップに包んで保管しています。

制作時間は1個5分くらいです。

手作りバスボールの気になるコスパ

では、1個あたりの材料がいくらになるのか計算してみましょう。

購入金額(税込)1個あたり
重曹438円/500g27円/約30g
クエン酸330円/50g83円/約12g
粗塩300円/1kg0.9円/約3g
食用色素1色分194円/5.5g10円/約0.3g
合計金額1,262円約121円
購入金額はモノや購入場所により変動します

なんと一個あたり約121円かかってます!
100均ショップで買った方が安い。トホホ。

諦めるのはまだ早い。クエン酸は薬局で購入しましたが、探せばもっと価格を抑えられるはず。そう思ってネット通販を探したらたくさんありました。

↓下のクエン酸なら、バスボール1個分は約10円。1個作成の金額が約48円に抑えられそうです。次からこれを買おう。

1kg分を全てバスボールに使う場合、大さじ1のグラム数が同じなら80個以上作れる計算。80個も作るかな?という疑念はあるものの、クエン酸は掃除にも使えますからね。あとラムネ作りとか。余っても色々な用途があります。

ちなみに、
バスボール作りには結晶クエン酸より無水クエン酸の方が良いという話を見かけました。2つは水分量に違いがあり、結晶クエン酸の方が水分量が多くなっています。知らなくて結晶クエン酸で作成したのですが問題なく作れました。

手作りバスボールの温浴効果!お風呂遊びに使うだけじゃない。

手作りバスボールは子どもの楽しみだけではなく、大人の入浴のリラックス効果を高めてくれる優れもの。実際どのような効果があるのかご紹介します。

炭酸ガスの温浴効果

炭酸泉はさまざまな研究結果で、入浴すると身体に良い効能があると言われています。炭酸泉というのは、炭酸ガスを含んだ温泉のこと。

バスボールはお湯に入れるとまさに炭酸ガスが発生するので、炭酸泉と似たような効果が期待できます。

炭酸泉の効果的な入浴方法は、熱くない程度、41度以下のお湯に炭酸入浴剤を入れて15分以上浸かっていると血行が良くなり、ぬるめのお湯でも身体がポカポカになるらしい。

「らしい」というのは、私の場合、子どもと一緒に入浴するので、15分も湯船にいられないため未確認だからです。

香りプラス

子ども用に作ったバスボールなので香料は入れませんでしたが、大人が楽しむだけなら好みの香りのエッセンシャルオイルを1、2滴プラスするのがいいですね!

エッセンシャルオイルはアレルギーや肌トラブルを起こす可能性がありますのでご使用は慎重に。

お風呂掃除にも

水アカといえばアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸で落とすことができます。

入浴ついでにバスボールの一部を水アカ部分に塗布しておいて、お風呂から上がるころにスポンジなどでこすって洗い流せば、少し汚れが落ちます。綺麗にピカピカとはならなかったので、「少し汚れが落ちる」程度の表現にさせてもらいます。

重曹がアルカリ性なのでクエン酸の効果がしっかり発揮できるのかは素人には分からないのですが、重曹はクレンザーの役割もしてくれるのでこすり洗いするのが良いかもですね。お風呂のたびに繰り返していれば、しつこい水アカ汚れもかなり綺麗に(なるはず)。

お風呂嫌いでアンパンマン好きの子どもにおすすめのおもちゃ

お風呂を嫌がるアンパンマン好きとはまさにうちの子のこと!バスボールは湯船に浸かっている間だけしか楽しめないので、我が家は身体洗い中にも楽しめるおもちゃを用意しています。2歳児が飽きずによく遊んでいるおもちゃをご紹介します!

アンパンマンたちのレインコートの色が温度で変わります。色を変えて楽しんだり、一部の色を変えて模様を作ったり。夏場の水遊びにもおすすめ↓

こちらはお風呂スライダー。アンパンマンとバイキンマンを滑らせて遊べます。バスボールのオモチャも大きさや形状が合えば滑らせて遊べます↓

おふろスライダーは、ちょっと気になることが…

・価格が高い。(アンパンマンのおもちゃはみんな高い…)
・大きくて場所をとる。
・吸盤で床に固定する。床の形状によってはくっつかない。
・お湯を入れなきゃ水が流れない。親がお湯足し係になりがちでお風呂が忙しい。
・部品が多くて掃除が面倒。掃除を怠って水アカが付きがち。

それでも飽きずにたくさん遊んでくれているので、親としては助かっています!

風呂場にペタッと貼って遊べるパズルみたいなものもあったのですが、うちの子はすぐ飽きてしまいました。安上がりでいいと思ったのに…。

手作りバスボール注意点やまとめ

食用色素を入れて手作りバスボールを作ってみました。
注意点をいくつか書いておきます。

塩は精製塩(食卓塩)は使わない。
空気中の湿度でも発泡する。
色素はバスタブによっては沈着する
こすっても取れにくいので注意です。掃除しているうちに色は薄くなっていきます。着色料は体に良いとは言えないので、色をつけないで無色透明でもいいかも知れませんね。カラフルだと楽しいで私は天然色素なども使っていますが、鮮やかな色が出るのは普通の食用色素でした。

バスボール作りを楽しめる年齢のお子様なら、親子で作って色や形をもっと工夫して遊べそうですね!子どもが自分で作った入浴剤を使えば、より一層お風呂タイムが楽しくなりそうです。

肝心のコストダウンについてですが、結果あまり安くならなかったのでもう少し改善が必要でした。

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